mid90s ミッドナインティーズの作品情報・感想・評価

上映館(28館)

「mid90s ミッドナインティーズ」に投稿された感想・評価

mutsu

mutsuの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ブックスマートの主演の女の子のお兄ちゃんが監督

誰かと思ったらスーパーバッドのデブの人!

音楽良かった

あのクルーの中だったら俺はルーベンだなあ、、気持ち解る

誰しも通るあの感じ。
だからずっと見れちゃう
90年代半ば、様々なポップカルチャーと共に大人2割子ども8割な少年の成長物語。

中学生〜高校生ぐらい特有の、「悪い=カッコ良い」という流れや若気の至りを痛々しくリアルに描いた作品。

初めから最後まで胸がキューッとなった。

スティービーのあどけなさと健気さ、悪ガキ加減が全て描かれていて、スティービーの周りも含めて演じているよりも自然だった。

不器用で全力で、真っ直ぐ少年達の90年代のスタンド・バイ・ミーのような作品でした。

レイの最後のセリフが作品の全てを物語っている気がした。
この作品と『キッズ・リターン』に、「男子」のことはほぼ全て描かれている。
chiho

chihoの感想・評価

3.5
思春期ならではの気持ちが詰め込まれた映画。80年台の雰囲気がすごく良かった。仲間との絆、人間としての成長、青春について考えさせられた。スケボー始めよ、、、
M

Mの感想・評価

4.0
やっと観れた。心の奥がちくっと痛い。
これはファッキンシット
これまでも幾度となく見てきたことのあるティーンズ成長日記。少年の成長を見守ろう会です!

今回ご紹介する少年は、ワルになりてえけど、いまいちワルになりきれねえ少年!
キッズ!ガキ!毎度のことですがもう僕は子どもじゃない!反抗です!

何故かスケボーの巧みなカメラワークは無い。全景みたいな引き、固定定点が多かった。その辺は何故なのかがあまりよくわからなかった。スケボーはそれ程重要視されていないのかも知れません…(そんな事も無いと思いますが)

ラストへ向けてのたたみかけかたが良かったです。色々しっちゃかめっちゃかあったけど、結局のところ後で思い返してみたら、青春は青く美しい苦いね…思い出は美しいのですね。フジカラーのCMでしょうか…。
すけ

すけの感想・評価

3.9
センスありすぎやろ。
蛇らい

蛇らいの感想・評価

3.9
日本映画でも90年代あたりのユースカルチャーをかっこよく撮れるんじゃない?と淡い希望を抱いていたが、この映画を観てしまうと到底不可能なことなのだと理解した。

当時は気付くことはなかったであろう些細な出来事が切なくも逃げずに描ききる。今後の人生が決まってしまうような嫉妬、劣等感、裏切り、勘違いがフィルムに収められている。それらはすべて通り過ぎた過去なのだが、確かにそこにあったファクトとして残す行為は創作とは最も離れた場所にあるものなのかもしれない。

履き違えたホモソーシャルの中で強くあること、男であることに固執することが、かっこよく見えないように描かれているのが素晴らしい。違和感と同時に、それらが完成してしまうバックグラウンドをも想起させる。

編集センスも素晴らしい。『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』のニック・ヒューイだ。音楽のリズムに合わせてパーティ会場にいる若者のポジションを変えたショットを置いて行くシーンだったり、車の中での不穏な空気からのサブリミナルな顔のクローズアップなど自在に観客のテンションを操っている。

ラストの病院の待合い室で寝ている仲間に母親がどういうリアクションをするのかで母親の過去と人物像をすべて内包して表現しているのが巧すぎる。

息子に悪い影響を与えて、さらには殺されていたかもしれない人たちに肩に手を置き息子に会う?と問いかける。母親が彼らを理解させるものは彼女の過去であり、ホモソーシャルの中に時折見せる美しさなのだ。

スケートボードに乗るという行為が人生の揺らぎのように感じる。時にはは転び、うまくトリックが決まらないときもある。けれど一瞬の輝きのために練習し続ける、生き続けることの意味を教えてくれる。

パンフの内容が良すぎるので、劇場で観た際は是非。
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