ペコ

砂塵のペコのレビュー・感想・評価

砂塵(1939年製作の映画)
4.0
西部劇は、一方的な男性優位の暴力映画ってイメージで避けていましたが、満を持して見てみますた!
これは非常に面白かった!

なんてったって姉御的存在マレーネ・ディートリッヒが最高にかっこいい*\(^o^)/*
男どもを尻にしき、酒場を仕切る堂々たる姿!なんと貫禄ある女優さまなのでしょう!

保安官亡き後、新任として呼ばれたデストリー(ジェームズ・スチュワート)は、女性文化を武器に男性文化に対抗しようとした男なのか?

「親父は背後を撃たれて死んだ。だから銃は持たない」
と語るも、ラストで激情に負け、銃を持つと共に悲劇が起こるのは象徴的。結局、いくら武力を持ったって、卑怯な人間の心には叶わない。しかし、そこに女が加わることによって仕事は完結する。
でも、ディートリッヒを殺したラストはちょっと許せん(。-`ω-)
(なんで罪ない女が犠牲にならなあかんねん!それが愛だとか言う理屈は大っ嫌いじゃ。)

いやでもね、ご婦人方が男どもの銃撃戦に割って入って大乱闘するシーンは、凄くカタルシス。大夫婦喧嘩に見えて愉快愉快♪( ^ω^ )

コメディータッチでキャラも個性的。
それにJ・スチュワート映画はなぜか凄く安心して観れる。
舞台も街の中の酒場が主で、小さく限定されてて見やすかった。
古典とか西部劇とかあんまり気にせず、女性の方にもぜひにとオススメ映画です(・ω・)ノ