のり

砂塵ののりのレビュー・感想・評価

砂塵(1939年製作の映画)
5.0
マレーネ・ディートリッヒの美貌目当てで観たのにお釣りが出るほど面白かった。ちょくちょくコメディだし、男女問わず楽しめる。グロさもほぼなし。

ジェームズ・スチュワートは西部劇に合うのかなーと思ったけど、信念を持ったいざっていうときに頼れる保安官を見事に演じていた。

新任でやってきた保安官代理デストリー(ジェームズ・スチュワート)が腐敗した街を変えるために奔走。ディートリッヒ演じるフレンチーは街を牛耳る姉御的ボスで外様を追い出すためには手段を選ばない悪女であったがデストリーの人間性に惹かれていく。

暴力には暴力、銃には銃ではなくて法で立ち向かうデリトリーの信念は素直にカッコいい。

最後はベタな気してなんだかなーと思ってたけどフレンチーの仕草で涙腺緩んだ。
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