ＪＪエイブラムスが監督をしたのかと思っていたが、製作でしたね。
でもそれもあってか、冒頭の輸送機からの潜入シーンの迫力は抜群！！というか超怖い！！こういう第二次世界大戦下での戦闘機のシーンって大好きなんで、冒頭から心奪われる。
所謂とんでもナチス映画で、正直『アイアン・スカイ』とか『武器人間』ぐらいの作品かと思っていましたが、いやはや！意外と良くできている、というよりとても面白かったです！！先ほど述べた輸送機からの落下シーンは迫力満点で、冒頭からワクワクさせられるし、その後の、目的地である教会のある村での、バレるバレないサスペンスもしっかりとハラハラさせられる。
登場キャラクターも全体的にキャラが立っていて、なんとうか風貌がいいんですよね。ヒロインのクロエ（マティルド・オリヴィエ）はヨーロピアンな雰囲気が素敵。ちょっとレア・セドゥっぽい。ナチスのワフナー大尉もフォード伍長もいいキャラしている。この二人の戦いとなる構図も良かった。
グロ描写は思ったほどではなかったが、悪趣味な描写には満足（頭部だけで生きる女性とか）。Ｂ級映画なことには変わりないと思うが、大きな欠点もなく、十分満足できる出来だと思う。
