シネフィル母ちゃん

リアム16歳、はじめての学校のシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

4.7
なんじゃこれぇぇ♡♡♡♡!!
メインとなる母息子に共感出来ないし、引いてしまうところが多いのに、それを含めても大好物すぎた...。

学校でどんどん「はじめて」のことを経験するリアムに、いつの間にか親戚の子を見守るオバ目線になってしまい鑑賞中はひたすら( ◜ᴗ◝) (◜ᴗ◝ )←こんな顔してたと思うし、「リアムよ、、少し疲れただろうに。甘いものでもお食べ」ってチュッパチャプスを差し出したい気持ちになったよ。

そしてこの作品、チュッパチャプスのカラフルなデザインがピッタリ合うほどのカラフル!パステル!ポップ!な世界観でツボすぎた(※劇中にチュッパチャプスは出てこない)
ユニークなカメラワーク、独特のリズム、そしてあの色合い。どこを切り取ってもオシャレすぎて観ているだけで幸せ。


少し変わった母息子。世間から取り残されたような二人の世界。なので、リアムは学校でも異人扱いされてしまう。でも、そんなリアムを優しく温かく描く監督の愛に涙ちょちょぎれ!

いじめ、友情。
学園ドラマで大きく取り上げるこの2つのことをサラッと描くのも、心地よい。
ヒロインとの恋も個人的にはとっても良かった!
現実ってこんなものよね!

そして、
おばあちゃんと校長先生のキャラが良すぎて最高!
シュールとは、この2人のことかもね♪