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リアム16歳、はじめての学校のgummizukiのレビュー・感想・評価

4.3
個人的には今年映画館で観た映画の中でも最も良かった映画といっても過言ではないかもしれない。ちなみに今年の7月に鑑賞しました。

ストーリー:16歳になるリアムは過保護な母親(クレア)の下で育てられており、1度も学校へ行ったことがなかった。ホームスクールで育ったのである。息子のためなら如何なる努力も惜しまないクレアであったが、自力で高等教育を施すことは不可能であった。そのため、リアムは大学に進学するために、高卒認定資格を取得する必要が出てきた。
リアムは高卒認定資格を取得するためのテストを受けに地元の高校に行った。リアムが学校に足を踏み入れたのはそれが初めてのことであった。リアムはそこで会った美少女に一目惚れしてしまい、「彼女と同じ学校に通いたい」という思いからわざと試験に落ちた。その結果、リアムはその高校に通うことになったが、今まで同世代と交流した経験が殆どなかったため、学校生活への適応に苦労することになった。一方のクレアも息子の変化に戸惑いを隠せずにいた。

青春・恋愛映画が人気があるというのは世界共通なのかなと思う。この映画は一般受けするような青春映画とは言えないかもしれない。リアムも母親のクレアも世間からズレているのではないかと思えるのである。それが映画を面白くしているとも言えてしまう。それでも伝えたいことは普遍的なことだと思う。展開も淡泊で、一般的な青春映画よりもうっとうしくなくて良いと思った。思春期に多くの人が経験する親への反抗期であったり、恋敵との戦いであったりと決して生易しい内容ではない。青春の厳しい部分もしっかりと教えてくれているのである。