ごっこのyuyuyuのネタバレレビュー・内容・結末

インディゴの曲を先に知ってたので、というかその曲から入って映画を観たので、エンドロールで曲を聴いてて歌詞に出てくる言葉がすごくグッときた。さすが川谷絵音だぜ…
ジュニアの暴力性と優しさと顔の怖さが良かった。少しずつ親子に、大人に、全うな人間になっていく。
優香も良かったし子役の女の子も良かった、怖いおじちゃんもちすんも良かった。
一人で育てるということがどれほど大変なのか、働いて家事もして子供を育ててというのをたった一人でやっていくことの大変さが、現実の問題を突きつけてた。母親ももちろん悪い、でも母親の大変さ、辛さを思うとやりきれない。
全体的に良かったんだけど、殺さなくても良かったのにというか、殺す動機があんまり刺さらなかった。ヨヨコに対してしたことへの怒りでそこまでやっちゃうのか、っていうのがちょっとなあ。
優香も、私も一緒に逃げるってのがちょっとなあ。そうなっちゃうか…って感じ。
清水富美加は可愛い。けど怒涛の｢あれも思い出した、これも思い出した｣でなんだか冷める。まあ泣いちゃったけどね！
後半で違和感感じるところが多かった。
｢ユリゴコロ｣の時も思ったけど光の映し方が綺麗だな～と思う。
最後の最後のナレーションが怖かった、まじでびびった、ホラーだった笑

あんまり期待してなかったけど、誰かを守りたいという優しさが芽生えていくジュニアが良かったな。