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ある画家の数奇な運命のnagaoshanのレビュー・感想・評価

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)
4.4
フロリアン・ヘンケル・ウォン・ドナースマルク監督作品!  
名前長い!笑
 

3時間強!
あっという間に過ぎるほど物語に引き込まれた。
第二次世界大戦前夜ドイツ・ドリスデンから始まる物語。
ドイツ最高峰の画家ゲルハルト・リヒターをモデルに少年クルトが大好きだった美しい叔母とその面影を持つ最愛の彼女との出会い…
そしてその父親は
叔母を殺めた元ナチ高官産婦人科医だった…
冒頭のドリスデン爆撃、ドイツの終戦、共産主義の侵略、西北分断と逃亡劇を激動の時代背景とともに青年へと成長していくクルトの運命をドラマティックに描いている

前半戦争パート逃亡編と後半の芸術家へと成長していくパートの物語の雰囲気が良い意味で違って一度に二度美味しい作品になっている(^^)

叔母さんを見送るクルトのかざした指先…

一人の命を救う者が世界を救う…
皮肉が効きまくり…

恩師との出会い、自分自身を解放する事…

バス🚌のクラクションと魂の共鳴…

男女入り乱れての裸体のオンパレード!笑
芸術作品ですので悪しからず笑😎

『善き人のためのソナタ』も良かったが本作も素晴らしい作品だった(^ ^)

良か映画!
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