babygrand

7月22日のbabygrandのレビュー・感想・評価

7月22日(2018年製作の映画)
4.1
ネトフリのオリジナル作品。
前情報なしで、ポスターのイメージだけで少年達が事件に巻き込まれる青春映画か?と思って観たが、

冒頭、ノルウェー・島・学生達のキャンプ場・武器を山積みして島へ向かう不気味な青年...'もしかして、例の事件?'と思ったら、やっぱり!だった。

しかし、この映画はテロ事件その物より、その後の話に重点を置いたのが興味深い。
自分はテンプル騎士団の指揮官だと名乗る犯人とか、容疑者(つーか、真犯人)が警察の審問中ピザデリバリーが可能だとかはさておき、
今まで、テロ事件で肉体的に精神的に致命的な損害を受けた被害者の気持ちをここまで描いた作品はあまり見た事なかった。
自分の弱い姿を犯人に見せたくない気持ちで頑張る姿を見て結構感動した。(´;ω;`)

改めて、テロ事件はそれが起きてそのまま終わりではない。


実話をモチーフに映画的に(事件の規模、登場人物などを)劇的に再構築したのかな?と思ったら、まさかの実話だった。ショックー!😱

あと珍しいノルウェー映画かと思ったら、なんと「ボーン」シリーズのポール・グリーングラス監督作だった。
babygrand

babygrand