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シャークネード ラスト・チェーンソー 4DXのtomoのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シャークネード、それはB級映画の代表的な映画だろう、話は単純、竜巻が海上で発生し、なぜか鮫のみを吸い上げ?巻き上げ?陸地へと進行したら、竜巻の中から鮫が颯爽と現れて人々を襲っていくが、それに立ち向かう男=フィンが家族、友人達と共に事態収拾のために戦うというもの。
そんな現実ではまず“あり得ない”“常識はずれ”“わけわからん”作品も気づいたら6作品目、一応前作の続きから話がはじまるので5作目も観ておくのがベスト。
前作のラスト、シャークネードにより世界が崩壊、しかしフィンの息子、ギルが成長した形でタイムマシンに乗り現れ、過去に戻り様々な時代で発生するシャークネードを消滅させることで、シャークネードの無い世界と歴史を取り戻すというもの。
正直言って無茶苦茶にも程があるが、しかし、4DXのおかげで何度も椅子からずり落ちそうになりながら笑いながら観賞出来たことは、自分自身のなかではとても良い体験が出来たといっても過言ではない。ぶっちゃっけ、マッドマックス怒りのデス・ロードの4DXよりも激しく揺れたんじゃないかな。
そしてなによりもB級映画にありがちな、物語を曖昧なまま終わりにせずにちゃんと完結させた点は評価できる。シャークネードが存在しない世界に作り変えることに成功し、主人公を含め家族、友人たちの幸せな姿を見せて締めくくる、なんとも爽やかな終わり方でした。

気持ちは満点なのだが、所詮はB級映画であることを忘れないためにスコアは控えめに。

あとはただ、現実の世界でシャークネードが起きないことを…。
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