恐竜が吠える。ここはJR福井駅前だ。何というローカルぶりか…
売れないお笑い芸人のいづみがローカル鉄道のアテンダントになる。ローカル同士でお似合いだなぁ、ケッ、カーッ、ペッ!
福井の長閑な風景に癒やされる。福井の観光名所をさり気なく紹介する。不自然な福井弁に力が抜ける。このふるさと臭は中々に出せない。
横澤夏子がえちてつの花、アテンダントを演じる。演技ではなく、顔の大きさと扁平足ぶりで勝負する。というか、象に踏まれたような顔をしている。
ベタベタな内容と展開で、あまりのベタさに身体がヌルヌルしてくる。郷土愛や仕事愛、家族愛がお約束どおりに描かれていく。どことなく、空々しい感じだ。
どんな仕事だって、軽い気持ちなんかじゃ勤まらんどっ、バッキャローッ!(緒形直人:談)