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新宿パンチのhoteltokyoのレビュー・感想・評価

新宿パンチ(2018年製作の映画)
3.0
強すぎる天然パーマから、幼少期の頃から只者じゃないパンチと恐れられるも、実際は童貞、フラれた女は100人とスペック最低の女好き・道場方正。人生の逆転を目指し欲望の街、新宿・歌舞伎町へやって来る。たまたま飛び込んだバッティングセンターで隣にいた女子に惚れ込み、後をつけることでスカウト業の道に足を踏み込むことに・・的な物語。

強すぎる天然パーマのおかげで、大変な目にあった子にとってみれば、この物語はまさに希望と勇気を授けてくれるに違いない。テンポのよいリズムから幼少期、青年期、そして20代と進み、ギャグ映画なのか、マジ映画なのか、絶妙なバイブスを漂わせ物語が進む。主人公の道場方正は髪は屈強に曲がりつつけようが、心は常にストレート。オリンピックで「パンチ」という種目があれば、彼は間違いなくメダリストだ。
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