AQUA

ROMA/ローマのAQUAのレビュー・感想・評価

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)
3.9
アルフォンソ・キュアロン監督作品。
1972年のメキシコを舞台に中流階級の家庭の生活とそこで働き、暮らす人々の生き様を描いた作品で、全編モノクロなんだけどそれでも美術やセットのこだわりが伝わってくる。

やっぱ1番残るのは映画館で1人寂しく戻るはずのない彼を待つクレオの姿かな、周りの人は映画を楽しんでるけどそれどころじゃない

引きで俯瞰の映像ながらそこの人々の思いや言動を淡々と映しているから現実のような錯覚を起こさせるカメラワークが素敵でした。

映画.com参照
「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督が、政治的混乱に揺れる1970年代メキシコを舞台に、とある中産階級の家庭に訪れる激動の1年を、若い家政婦の視点から描いたNetflixオリジナルのヒューマンドラマ。キュアロン監督が脚本・撮影も手がけ、自身の幼少期の体験を交えながら、心揺さぶる家族の愛の物語を美しいモノクロ映像で紡ぎ出した。70年代初頭のメキシコシティ。医者の夫アントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子どもたちと祖母が暮らす中産階級の家で家政婦として働く若い女性クレオは、子どもたちの世話や家事に追われる日々を送っていた。そんな中、クレオは同僚の恋人の従兄弟である青年フェルミンと恋に落ちる。一方、アントニオは長期の海外出張へ行くことになり……。2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で、最高賞にあたる金獅子賞を受賞。第91回アカデミー賞でも作品賞を含む同年度最多タイの10部門でノミネートされ、外国語映画賞、監督賞、撮影賞を受賞した。Netflixで18年12月14日から配信。日本では19年3月9日から劇場公開される。

ROMA ローマ
Roma
2018/メキシコ・アメリカ合作
AQUA

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