美しいモノクロ映像。
映画館の大きなスクリーンで、しかも立体的に聴こえる音響とともに観ないとこの映画の素晴らしさを充分には満喫出来ないでしょう！
よく観てると沢山の伏線が張られていて、計算しつくされた作品だという事が分かる。
主人公の家政婦が不幸になっていくどのシーンもリアルだし、まさか海に入って行くシーンが超リアル過ぎて、観客である我々が実際に体験しているかの様。逃げ出したくなる程の凄い映像！
ポスターに使われているクライマックスシーンでの彼女の告白で泣けたのは、この「吊り橋効果」からか？
ラストの満ち足りた彼女の表情や清々しさが、この映画を観て良かったと思わせてくれる。
撮影に108日間もかけたらしいが、その位じっくり時間をかけないと此処までの作品にはなかなか到達出来ないのでしょう。
これは映画館で観ないと❗
