GAMAKO

ROMA/ローマのGAMAKOのレビュー・感想・評価

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)
4.2
特徴__________________

光と影が織り成す映像美堪能映画
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開始1秒で伝わる映像美。

水平垂直に伸びるライン。
差し込む光、写り混む空まで計算しつくされた構図。
寸分の狂いもなく動くカメラワーク。
心地の良い光と影の優しいコントラスト。
全てが一瞬で壊れてしまいそうな程繊細で、1秒たりとも目が離せない。

乱れることなく平然と整った画面の静けさと、ストーリーの日常感も、相性が素晴らしすぎます。

お話自体は何て事なくて、家政婦とその勤め先の家族のお話。
女性の強さをひしひしと感じました。
英語字幕でも大筋はつかめるので安心してみれるのも有難い。

「写真上手くなりたかったらまずはモノクロで撮れ」と言われるくらい基礎の基礎を忘れかけてました。モノクロで美しい映画は、カラーでも間違いなく美しい!

今日は偶然仕事で一眼を持ち歩いていたので、なんかインスパイアされてしまって…
帰り道に構図探しては夢中で撮りながら帰ってたらめちゃくちゃ夜でした。笑

「ROMA」のお陰で楽しい1日が過ごせて大満足です。
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