ROMA/ローマのネタバレレビュー・内容・結末

上映館(1館)

ROMA/ローマ2018年製作の映画)

Roma

上映日:2019年03月09日

製作国:

上映時間:135分

あらすじ

「ROMA/ローマ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

最初よく分からないけどだんだんつらくなってきて最後は感動…

ポスターの美しさがすごい。この映像美はどこまで計算なのか…すごい


フルチンで踊る男には注意します(?)
「産みたくなかった…」
アルフォンソ・キュアロンによる全編モノクロの半自伝的作品。

ショットの一つ一つが美しい。
30-60秒ほどの長回し気味のショットを淡々と繋げた編集は独特のテンポをもたらす。

主人公であるお手伝いさんへの感謝を込めた手紙を読んでいる気分になった。
初見:2019/07/13 Netflix
(2018/メキシコ、アメリカ)
【メモ】
小津/ドリーショット/フォローパン
人生の辛い年とその年明け。

画面を見始めてすぐ、この監督はきっと登場人物を酷い目に合わせるなと分かった。
ので、あまりに想像通りすぎてしんどかった。

立ち上がらせる為に叩きのめすって凄く簡単な構図で、話のための人物を配置するのは好みじゃない。
それをやるならこちら側に感じさせない様に見えない様に作って欲しい。
大抵こういう監督の画面の雰囲気とかは好みだったりするので厄介。
クレオも凄く良いから余計に作り手の意図を感じれば感じるほど、つまらない気持ちになった。

んでなんでスペイン語なのにROMAというタイトルなのか。最後までわからず。検索しよう。
淡々と描かれる中、ラスト近くでの感情の爆発。東京物語の原節子、サンダカン八番娼館の田中絹代を思い出しました。
グルのレオタードはきっと紫だと思う。
時代は1971年 メキシコでの富裕層白人一家と家政婦クレオの話

物語が淡々と進んでいく中でどこか物憂げなクレオの表情、佇まいが家族に必要とされているものの家族ではない幽霊のような存在で悲しかった。

何度も頭上を飛び交う飛行機、兵隊のパレード、学生デモのような動きとは対のようにクレオの心情、内面を美しく描いた作品であったのと同時に引いた視点からの撮影方法によってクレオ自身と周りの人間の立場をしぐさ、接し方から察することができたのもこの映画の特長だと思った。 少ない会話ながらもどの人とどの人が意識してるのか してないのかで立場や関わり方を透かして眺めることができた。

常に中心の中にいるのに中心でないクレオの心情は想像できないほど冷たかったと思う

最後の波打ち際のシーンでは様々なことを考えた 海には入れないクレオがあそこまで必死に助けたのは自分が救えなかった実の子供と重ねたんだと思った

もう一度観たい 状況によって感じるものがかわってきそう とにかく静かで繊細な映画だけど自分の心を揺さぶられた映画でした。
アカデミー賞の最多10部門で受賞したということ以外は、予備知識ゼロの状態で視聴。映像の作り込みは、確かに賞賛に値する出来。ただ、見終えても腑に落ちないところがあり調べたところ、そもそもこの作品は、監督であるアルフォンソ・キュアロンの自伝的作品ということと、タイトルのROMAはメキシコシティにある地域の名前(Colonia Roma)ということが分かり、得心した。
メインキャストの背景で動くモブの演技が細かく、当時の時代背景等をよく照らし出していると感じた。こういう所にも、アルフォンソ監督の、幼少期の思い出がよく反映されていると思う。
ラストでクレオが抱える苦しい胸の内を吐露したあと、彼女を慕う子どもたちとの抱擁から、悲しみを浄化する愛のかたちが伝わってきた。
アカデミー賞受賞作品という期待値を無しに鑑賞したとしたら、もしかしたら、私は、この作品にあまり良い評価を示さなかったかもしれない(それ程までに、受賞作品であるという先行イメージが強すぎた)けど、自分自身に新しい刺激をもらえたなと思う。
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