ROMA/ローマの作品情報・感想・評価

ROMA/ローマ2018年製作の映画)

Roma

上映日:2019年03月09日

製作国:

上映時間:135分

3.9

あらすじ

「ROMA/ローマ」に投稿された感想・評価

misaki

misakiの感想・評価

4.2
音の立体感を感じれる環境で観るべき。映画本編は、1970年代のメキシコの歴史をあまり知らないことを後悔せざるを得ない感じ。カメラワークがほぼ人の目の高さや視界で撮られていて、自分がそこにいるような感覚が常にある。無駄なBGMなし、凝り過ぎたストーリーもなし、鮮やかな色の情報もなし、が故に心を無にして入り込める映画。
絶対つまらなさそうと思ってみたら、引き込まれてしまった。お手伝いさんの視点というのが面白い。
墓標

墓標の感想・評価

3.5
roma、主人公の女性召使いと子どもたちに対する慈愛と無垢さに包まれた作品。モノクロフィルムで音は環境音のみで撮られた作品で、さながらホームビデオの芸術作品のようでした。実は本編では全く使われていないのですがピンクフロイドの「虚空のスキャット」が流れる予告がめちゃくちゃ好きです。
スマホの画面じゃなくてホームシアターで何度でも流したい
カラーじゃないのに美しい!
日常が淡々と進んでいく作品だが、切ない…
yoshinoya

yoshinoyaの感想・評価

4.3
白と黒の絶妙なバランスがモノクロをより鮮やかに見せていたように思う
また、色が無い分あらゆる造形や物音がより繊細に伝わった気がした
中盤から少しずつ悲しさが見えてくるがそれでも最後まで美しい
素敵な家族でした。
何度も観たい。
Hnk

Hnkの感想・評価

-
メキシコのリアルが本当に忠実に書かれている。この切ないがドラマチックな状況は本当に存在するのだということを忘れたくない
言葉も違う。
国も、時代も違う。
自分とかけ離れている遠いなあと思いながら映画が始まって。
磨き上げられた白黒の映像美の中に、所々、ささくれだったり、清涼感だったり、こっそり心に忍び込んでくるような瞬間があって、「映画に引き込まれる」経験をくれた。

映画館で見たい作品だと思った反面、映画鑑賞に完璧じゃない空間でみることによって、クレオの静かな集中力とシンクロした気がした。

目隠し武術のシーンだけ、クレオに与えられた特別だった。
密やかな。

モノクロだからこそ、物事の機微を見つめることができたし、音が良かった。メキシコにいた。

テーマ的なところだと、「守る」って何なんだろうって思った。
子供を、家族を、家を、自分を、財産を、時間を。
好き勝手とは間逆なところにあるけれど、自由を得るためには大切な行為だったりして。けれど評価されづらいし、周りは逃げがち。
どうにか自分で自分を守れるように生きようと、しているけれど
子供ができたら、家族ができたら、自分の手の中にあっても、もうどうしようもできない者たちを、どうやったら守れるのだろうか。
守れないんだろうな。

【追記】
1970年代のメキシコ・ローマで、一人の女性の人生を追体験させてくれた。映画ならではの快楽だと思う。
ゼロ・グラビティのときは、宇宙に行かされた。
一貫しているな。

「過去にタイムスリップした僕が、魂だけなので人に触れなくてただ見ているしかない感じ」
で撮ったと仰っているそうで、すごくなるほどでした。
>|