ROMA/ローマの作品情報・感想・評価・動画配信

ROMA/ローマ2018年製作の映画)

Roma

上映日:2019年03月09日

製作国:

上映時間:135分

3.9

あらすじ

「ROMA/ローマ」に投稿された感想・評価

qudan

qudanの感想・評価

3.5
白黒の映像によって、陰影と質感が映える。
構図とカメラワークも美しい。

物語の描写は丁寧。だがその分退屈でもある。

自分なら丁寧さに耐えられず、中盤にもう少し不穏さというかサスペンス要素をいれちゃうなーと思った。
shino

shinoの感想・評価

4.0

誰かの記憶を覗いているようなそんな感覚に陥る作品。
BGMがなく、生活音や水の音が心地よい。
これはモノクロだから惹かれる作品。

海のシーンからのクレオの告白も印象に残るシーンですが私は最初のペペと寝転んで死んでるのもイイねというシーンが1番印象に残ってる。

クレオと子供達の関係性がすごく好き。
みんなでテレビを観ているシーンでパコがクレオに腕を回すシーンやソフィが大好きって伝えるシーンなど日頃クレオが子供達を大切にしていることが伝わる。

思春期でちょっと冷めてるトーニョも海のシーンではみんなを包み込んでて心が温かくなる。

クレオは真面目で優しい人だから子供が生まれてこなくていいって思ってたことに罪悪感を持っていたんだろうな…しかもそれを誰にも言えず…告白できてよかった。
それを認めてくれる人がいてよかった。

父親と本棚がなくなった少しの変化もいつの間にか日常になり、当たり前になっていく。クレオとこの家族が幸せになりますようにと願ってしまう。

観賞後は少しの切なさと穏やかな気持ちが湧いてくる不思議な感覚に。
こういう映画は色々考えて、余韻に浸ってしまうので思わず長文になってしまった。
モノクロームの美しさが際立つ。パンフォーカスで、画角広め。写真的というのもあるんだけど、不思議と写真の動画としての可能性みたいなものを感じた。唐突に起きる、地震、家事、暴動などは、報道写真を連想するし、人物を撮ったシーンは、上質なポートレートを見ている気分だった。
Kengo1in10

Kengo1in10の感想・評価

4.8
Chinchin Burabura Sausage!!!!!

メキシコ版マリッジストーリー?
優しい穏やかなパラサイト?

家族の強さと女性の偉大さがひしひしと伝わってきた。
思ってたより所々笑えるポイントあって、同じ日常系の万引き家族より楽しめたし、ラストで考えさせられると言うよりとても清らかな気持ちになった。
観た映画の中でオープニングシーンを覚えているのはそれほどない。この映画のオープニングの数分は印象的だ。白黒だからだろうか、最初からグッと引き込まれてしまう。まるでドキュメンタリーのような味わいがあると思ったら、役者たちはほとんどが素人だとか。それでも最後まで心を掴まれる。
こーき

こーきの感想・評価

3.6
白黒にすることでより生き生きとした映像を撮ったり、映像にあまり音楽をつけないことでよりエモーショナルな仕上がりになったり、誰でもはできない演出で刺激的な作品が出来上がっていた。
ULO

ULOの感想・評価

3.5
ローマってメキシコの地名なのね(・∀・)

このレビューはネタバレを含みます

【今作の舞台は、ローマじゃなくて、メキシコ‼️】🇲🇽

"ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞受賞作品“って意味では『ジョーカー』の、🃏

“アカデミー賞撮影賞受賞作品“って意味では、『1917 命をかけた伝令』の、🏃🏼

一年先輩の作品です。

『2人のローマ教皇』に続けてNETFLIXで鑑賞したんですが、舞台がメキシコなのにビックリしました。🇲🇽
Wikipediaを読んで初めて知りましたが、メキシコシティ郊外の“コロニア・ローマ“という場所だからだそうです。

でも、この間金曜ロードショーで『リメンバー・ミー』をもう一度観たので、あのメキシコの生活描写をもっと深く掘り下げた感じです。

※今回はラストまでネタバレします。
これから観るつもりの方は読まないことをオススメします。🙇🏻‍♂️

🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽🇲🇽

【メキシコの日常生活を知る】

①日常生活をゆったりとした間で描いた映画は全然嫌いじゃありません。♨️

②それから、白黒映画も嫌いじゃありません。📺♨️
特に今作はおそらくカラーの映画にしたら、単なる"普通の良作“になり下がっちゃうような気がしなくもないです。

③自然音だけでサントラが無いのも、今作の空気感を出すためには良いでしょう。♨️


④メキシコって国を映画で描かれる場合、自分の中ではどうしても“メキシコ麻薬戦争“のイメージがあるので、

今作を観て、(荒れた暴動の描写もありますが、)それ以外は、いわば「“普通の中産階級のメキシコの人たち“がどんな生活を送っているのか❓」を少しは知ることが出来ました。🇲🇽

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【騒がしいけど楽しい一家】

映画の序盤で、お手伝いさんの主人公クレオと

「死んでるのも悪くないね」😪

って言うくだりも、のほほんとして癒されます。自分の大好きな日本の沖田修一監督作品にも似た“のほほん&ゆったり“感です。

全編を通して主人公クレオと子供達の仲が良いのが微笑ましいんです。😊
 
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【妙な可笑しさに溢れている】

⑴もっと広い車庫はないのか❓
というか、車を買う時に車幅のことを考えろよ。
というか、母親の運転技術がひどい。

で、終盤になって小型車に買い替えたのは正しい判断だと思います。🚘


⑵どれだけ餌を食べればあの犬があれほど糞を出せるの❓🐕
というか、あれは主人公クレオが糞の掃除をこまめにすべきで、あれだけ床が糞まみれなら怒られてもしかたない。🧹


⑶武術の鍛錬をするのはえぇけど、
狭い部屋で壁や家具にぶつけそうで心配だし、
何より全裸でモザイクもないので、
武術のうまさに全く集中出来なかった。😥


⑷目を閉じて片足立ちする武術の変な先生。
あの先生も地味に凄いけど、クレオもちゃんと出来ている。
あと、バックで遠くに飛行機が飛んでいる長閑さも良い。✈︎


⑸離婚で家族が悲しみに暮れる中、みんなでアイスクリームを食べるんですが、背後にあるでっかい蟹の模型や🦀周囲の結婚式の喧騒💒もあって、とにかく侘しいシーンなのにどこか笑ってしまいました。😅

⑹OPで“ただただ水を繰り返し流す掃除のシーン“があるんですが、それがED近くの“繰り返し寄せては返す高い波“との対比になっているのも巧みな構成です。🌊

👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼👼

【最低の悪役:フェルミン】

ライムスター宇多丸さんは、2020年年間シネマランキングの【最低&最悪悪役部門】で、番組で取り上げられた全44作品の中で、他の名悪役を差し置いて、今作『ROMA/ローマ』のフェルミンを挙げていました。

観てみると、なるほど、確かに男として"最低“でした。
ある意味、サノスよりも腹が立ちます。
彼に何の処罰もないのが納得いきませんでした。💢

この作品全体が

「駄目な男と逞しい女」

って構図なんですが、その象徴だと思います。

🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊

【スコアがイマイチになった理由】

実を言うと、スコアはもっと高くしたい気もするんです。👆
アカデミー撮影賞を獲るように、芸術作品としてかなりレベルの高い作品なのも分かるんです。

❶でも、自分にとっては休日にほのぼのと家で観たい作風の映画なんですが、本来ならタブレットで観るより映画館で観るべき作品なんでしょう。

映画館で観たらもう少し高評価になったと思うのと、

❷それと終盤になって不幸が立て続けに来るんです。

暴動が起きてからの渋滞や、

赤ちゃんの死産のシーンも長いし、👼

先述の家族の離婚のくだりもあったり、

とにかく悲しいです。😢

今回は、鑑賞後にスッキリする映画が観たかった気もします。

❸何よりフェルミンの行動が無かったことになるのは納得出来ませんでした。
彼を死刑にして欲しいですね。👎
伊緒

伊緒の感想・評価

3.7
アルフォンソキュアロン監督自身が少年期に過ごしたメキシコ/ローマでの出来事を元に制作された作品。

ひとつの家族と家政婦との交流を描くことで愛や死生観を表現していたそうです。セリフも少なくとても静かなので個人的には少し難解な作品でした。

全編モノクロなんですがそれでも分かる光の美しさや全体を包む雰囲気の柔さが印象的でした。またオープニングとエンディングに情緒があって好きです。特にオープニングの流れてくる水と泡、そして水音の表現なんかは、ヨガをする前の呼吸法をしているかのようで、観てる側の心を落ち着かせるような不思議な感覚がありました。

そして主人公クレオの心の内を曝け出す吐露シーンにガツンとやられました。ソベック先生がツボでした。
JOKE

JOKEの感想・評価

4.0
本当に画が美しい
さすがアルフォンソ・キュアロン!!
最低な男達むかつく
悲しい出来事もラストでちょっとひっくり返すのが素敵✨
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