2019.1.13 Netflix
エンディング前の海のシーン、こんな美しいワンカット(と見せかけた2カット)はないよ。撮影すごいな。
アルフォンソキュアロンの家族を題材にした、今までのSFか…
この作品は高解像度のモノクロ映像を使うことで、メキシコシティ コロニアローマのある家族の周囲を詩的 素敵 魅力的に、家政婦クレオの視点を移しだすことに成功しています。
今作一番の成功ポイントはルベ…
このレビューはネタバレを含みます
芸術路線作品。
特別大きな出来事が起こるわけではない上に、モノクロ、生活音、必要最低限のセリフ、引き、長回し映像で見せているのに、最後までつまらないと思う事なく見られるのはなぜだろう。
逆にすごくリ…
モノクロの美しい映像に、音楽では無い『音』が見事に調和していた。
生活音、子どもたちの声、犬や小鳥、雨音、車、街の音など。
これらの音と対照的なクレオの静かな優しさが、じんわりと温かい気持ちにさせ…
最近エンタメである事の映画に慣れすぎていたなぁ。美しく、静かに胸を打つ映画を久々に観た。モノクロの世界の向こう側を、想像力が掻き立てる。匂いや音、温度すら感じさせる。美しい風景も、日常も、まるで自分…
>>続きを読む市井の人々のたくましさ、小さな幸せ。
井上ひさしの劇や小説を見たときの気分に近い。あちらはもっと饒舌だけれど。
教授のレッスンの際にクレオだけ微動だにしなかったのは、ユーモアたっぷり。予想どおりでし…