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冬時間のパリのRiiのレビュー・感想・評価

冬時間のパリ(2018年製作の映画)
4.0
不倫ネタでも、めちゃくちゃドロドロってこともなく、特に荒れるような大きな事件が起きるわけでもなく。

むしろ、設定は不倫舞台だけれど、メインは社会的な議論、デジタル化の波と今後の出版業界のビジネスの在り方かと。

仕事で新ビジネス、未来ビジネスの可能性に触れることも多いから、いろんな意見が出てくるのは面白い。

でも、ほんとに、ストーリーとしてはなんの起伏も特に感じられずでした。笑


毎日 filmarksで映画を眺めている自分にとって、特に自分ごとに感じられたシーン はこちら。


「人はCDや本を買ったり映画を観る時
SNSの評判を参考にどれにするか選ぶ。」

「評判を操作してるのは雇われたハッカーだ。」

「それでもネットに影響を与え、現代の感性に作用する。」

(決してfilmarksをハッカーだとは思ってません笑)  

どれも、言われりゃそうだよねって思うことも
自分の言葉で表現するのって 案外難しくて、
いろんな意見聞くと、
あーそうだよな!て思っちゃうことも沢山ある。

なんだか、大学の授業とかで扱っても面白いと思っちゃいました、この手の議論は嫌いではないので、たまに観るには悪くないかな。
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