幕埜リア

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツの幕埜リアのレビュー・感想・評価

2.3
A24の蠱惑的魅力にはちょっと前から疑心暗鬼を感じてたけど、本作を観て決定的に。

安定のルックは、このレーベルの準備に依るものだろう。
脚本にも十分の検閲が入ってるはずで、あれも入れなきゃこれも入れなきゃと細かく指示が飛んでいるに違いない。

80年代ブームの後は90年代でしょ、と言わんばかりの時代設定はまあよしとしよう。
おそらくレーベルの中心に、30代後半の人間でもいるのかもしれないし、いつの時代も広告やらそんなところからリバイバルブームてのが起きるのだから。
それにしても、そんな設定に何の意味があるのか分からないが、時代考証含めた情熱も労力も何も感じられない。
無理せず現代劇にすれば良い。
そうしないのは、フレイバーをまぶしておけばルックが上がるから。
劇中でアイスクリームにチョコレートをかけられてブチキレるなんてエピソードがあるが、言いたいのはまさにそれ。

さらに、噴飯物なのは音楽。
許しまじき選曲。
ここ何年かで使われすぎのボウイ。
PTAが使ったCAN。
時代の合ってないターザンボーイ。
苦笑を通り越して怒りが沸々と沸き起こる。

予告編でやってた次のA24作品はボイコット決定。
グレタ・ガーウィグみたいな才気あるアーティストに金と機材とスタッフだけ与えて自由に作らせるのが良い。
安い予算で済むからと便利な新人とか使ってるとそのうち消えてくだろう。

ちなみに劇中で出てくるターミネーター2はこの年にロスで観た。
なんか意味あると思うやん?
何にも無いから驚く。

〜〜

今日の一曲

The Style Council - Long Hot Summer

https://m.youtube.com/watch?v=1CAzwewVjZ0

改めて凄いユニット名σ(^_^;)

2019劇場鑑賞94本目