ティモシーシャラメが出演するとどんな作品も官能的になる。とてもエロくてやはりいい俳優だと思う。
キラキラした場所から堕落する役を演じさせたら本当にピカイチだ。
勝手にキラキラな青春ものだと思っていたが、ビューティフルボーイをもう少し明るくしたような作品だった。ティモシーシャラメが何かと薬物に縁がある役を度々演じるのは恐らく彼の目がハイになってる感じを醸し出せるからだろう。
主人公ダニエルを中心にハンターやマッケイラとの人間関係を描いた作品。薬物が絡むのでダークな雰囲気だ。ダニエルと親しくしていたハンターやマッケイラにずっと嘘をつき続けていたダニエルは双方から疎まれてしまった。また嘘をつかれていた2人も悲しんだだろう。それでもダニエルを売らなかったハンターは本当に良い奴だと思う。ラストは良い感じに締め括っているが、この作品はバッドエンドだ。
この作品は第三者の日記のような感じで物語が進行していくのであくまで客観的に進行しているよというストーリーの作り方が他と変わっていて面白いと感じた。
雰囲気は80.90年代といった感じで音楽も昔の音楽なのでこの年代ものの映画が好きな人はこの映画も好きだろう。
