BROOK

ジャングル・クルーズのBROOKのレビュー・感想・評価

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)
5.0
観賞日:2021年7月29日
パンフレット:無し


探すは、アマゾンの"秘宝"――!


最高に面白かった!!
スリラー系がお得意のジャウム・コレット=セラ監督はこういう作品も面白く撮れるのですね〜!!
いやはや、才能が素晴らしいのひと言!!
これならドウェイン・ジョンソン主演のDC映画「ブラックアダム」も期待出来そう。


ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラントはそれぞれのキャラを活き活きと演じていたと思います♪

吹替での観賞で、エミリー演じるリリーを木村佳乃さんが担当してましたが、なかなか上手かったですよ。



映画は、イギリスの科学協会でマクレガーが発表をおこなっている最中に、姉のリリーがアギーレの矢じりを探しているシーンから始まります。

矢じりはドイツ皇帝の末弟のヨアヒム王子が欲しているもので、
リリーは木箱から盗み出し、ヨアヒム王子から逃げることに成功。


リリーとマクレガーはアマゾンへと向かい、そこでボロ船の”ラ・キーラ号”の船長のフランクに”月の涙”への案内を依頼。
月の涙とは、どんな病も治すことのできる花で、ヨアヒム王子もそれを狙っていた。

ヨアヒム王子の乗る潜水艦を撒き、フランクとリリーとマクレガーの3人は出発。

だが、月の涙はヨアヒム王子以外にも狙っているのだった…。



エンタメ要素満載で、最初からグイグイ惹きつけてくれる!
アドベンチャー映画の真骨頂を見せつけてくれるような感じですね。

「インディ・ジョーンズ」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」を足したような作品で、全くダレることなく、最後まで突っ走ってくれます!

ハラハラドキドキの冒険が楽し過ぎるー!!!
川下りあり、謎解きあり、バトルありと、観客がどのようにしたら楽しんでくれるのか?を徹底して見せつけてくれる感じですね。

映像も緻密に描き込まれていて、アマゾンの美しさも堪能。
ほとんどをハワイで撮影したらしい。


ジャングルの呪いを受けたアギーレとフランクの関係…
まさかそうくるか!と、ビックリするはず。
予想の上を行く展開。


月の涙…
リリーとフランク…
ヨアヒム王子…
アギーレたち征服者…

謎が一切残らず、伏線も綺麗に回収していくのはホント良かった良かった。

でも、ちょっと気になったのはマクレガーの好きな相手かなぁ…
誰だったんだろう?
女性ではなく男性が好きということ??
深読みし過ぎ???


とりあえず、個人的にはプロキシマが一番良かったかな…(笑)


これなら新たな謎を求めての続編を作っても良いと思います!


そうそう、エンドロールの色彩がホント綺麗で、これだけでも一見の価値ありですー!
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