たけちゃん

ジャングル・クルーズのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)
4.6
あなたみたいに腹立たしい人はいないわ!


ジャウム・コレット=セラ監督 2021年製作
主演ドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラント


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、8月2日は「パンツの日」

1984年に奈良県の下着メーカーのイソカイが、自社ブランドの"シルビー802"に因んで制定したそうです。更には、大阪府のトランクスメーカー、オグランも「8(パン)2(ツ)」の語呂合わせから制定したそうですよ。ここは下着のパンツね!

今ではプレゼントの王道として、女性が本命の男性に"パンツ"を贈る日なのだそうです。

でもね、古臭い僕としては、女性に下着をもらうのはやだなぁ( ´・ω・`)。みなさんは嬉しいの?








さて、映画です!
「パンツの日」にみなさんなら何をレビュー?
僕は「ジャングル・クルーズ」を選びました!

なぜ?って思われるかもしれません😌
でも、観た人は分かるよね(ˆωˆ )フフフ…
映画の中で、ロック様演じる船長のフランクが、エミリー・ブラント演じるリリーのことを"パンツ"と呼ぶのよね。それは彼女が女性らしいドレス姿ではなく、活動的なスラックススタイルだったから。僕はエミリー、可愛いなぁ😊って見ていたんですが、時代背景的には、まだ女性のパンツが珍しかったことのようです。このへんも最近のディズニー映画のジェンダーに対する考え方が出てますよね。


それにしても、スコアを見てお気づきと思いますが、僕はめちゃめちゃ好きでした\(^o^)/
わぁ、久しぶりにこんな娯楽全開の映画が観られました~って感じです!楽しい楽しい😊
本当は4DXでも観に行って、それからレビューと思っていたんですが、「パンツの日」で思いついちゃったので、繰り上げレビューです(≧∇≦)ゞ

でも、この後は少しネタバレに触れるかもしれないので、観てない人はここまでよん。夏休みに観るべき最高の娯楽映画ですので、そういう作品をお求めなら、是非に!








では、もう少し映画に触れていきますね。
今作はいかにもディズニーが作ったというアクションアドベンチャー映画です。名前を持ち出すまでもなく「パイレーツ・オブ・カリビアン」の系譜ですね。
でも、それ以上に僕が気に入った理由は、大好きなスピルバーグ監督の匂いがする、そう、あの「インディ・ジョーンズ」シリーズの匂いがする映画だったからです。これは完全に狙っています!女版インディ・ジョーンズ(⑅•͈૦•͈⑅)


まずは時代設定。
今作は、今から100年も遡る1916年のお話。
第一次世界大戦真っ只中。
リリー博士はイギリス人で、南米のアマゾンに"不老不死を得られる花"を求めに行くという話。リリーは考古学者ではなく生物学者ですが、本業そっちのけで冒険に行くところはインディと似てるでしょ?( ˘ ˘ )ウンウン


また、リリーから花を奪おうとする悪役ヨアヒム王子はドイツ皇帝の息子です。そう、ドイツなんです(笑)
インディはナチスと敵対しますが、リリーはそれよりも20年ほど前の時代なので、ドイツ軍から追われます。これもある意味お約束ね。しっかりと手も焼いてました(笑)

そうそう、ヨアヒム王子役のジェシー・プレモンスは、太らせたマット・デイモンみたいだなぁ……なんて思っていたら、本当にマット・デイモンのそっくりさんで知られている人らしい(笑)。絶対わざとだと思ったもんなぁ( ¯−¯ )フッ


さらに、スピルバーグ監督の趣味でもあるインディシリーズではお馴染みの蛇🐍や蜘蛛🕷、虫🐛などが映画にはたくさんご出演しますが、今作も出ますよ~(笑)
子供はトラウマになるかもね。


そして、最後。ここはインディだけではなくパイレーツシリーズにも繋がるのが"呪い"๛ก(꒪ͧд꒪ͧก)
でも、ここはかなりのネタバレなので、あとは映画を観て確かめてね!



監督のジャウム・コレット=セラは、そのキャリアを「蝋人形の館」からスタートしたスペイン出身の方。その後も「エスター」や「ロスト・バケーション」などを撮っていて、ハラハラさせるのが得意ですよね。
また、リーアム・ニーソンおんじと組んで「フライト・ゲーム」や「トレイン・ミッション」を撮っていることから、アクションも得意だと感じます。
そのホラー、サスペンス、アクションのバランスが上手く生かされたのが今作のように感じました!


エミリー・ブラントは、ついこの間「クワイエットプレイス」で会いましたが、今作のように楽しそうな映画での彼女が好きだなぁ。「メリーポピンズ リターンズ」以来かな?笑顔が最高‼️


ロック様はいつも通りの"ロック様"(笑)
でも、抜群の安定感ね。
やはり"ロック様にハズレなし"でした!


ディズニーランドの「ジャングルクルーズ」は大きく改定される計画があるらしいですが、絶対に今作を踏まえたうえで作りますね。ロック様のようなスキッパーがいたら最高(*`ω´)b

コロナ禍でディズニーリゾートにも行けないから、今作でディズニー気分を味わうのは良いですね。よし、やっぱり4DXしてこよう🎶




最後にプチ音ネタ💩ウンチクンです!
オープニング、ディズニーのロゴと共に聴こえてくる曲🎶。ん?Metalicaって思いながら、少しアレンジ違うなぁ…….。歌は無いのか?なんて思いながら観ていて、エンドクレジットで確認すると、やっぱり「Nothing Else Matters」のタイトルとMetalicaの文字(^-^)/

この曲、Metalica1991年発表のアルバム「Metalica (通称、"ブラック・アルバム)」に収録されたナンバーで、後にシングルカットもされました。
メタリカ初のラブソングとも言われますが、僕もめちゃめちゃ大好きな珠玉のバラードです。
そもそもMetalicaのアルバムの中で、僕はこのブラックアルバムが1番好きですし、イントロでテンション上がってましたよ(ˆωˆ )フフフ…

実はこの映画で使われたバージョンは、映画のために新たに録られた新バージョンで、音楽を担当するジェームズ・ニュートン・ハワードとコラボしたものだそう。個人的には歌も聴きたかったなぁ……。
今年は発表から30年。
記念すべき年に合わせ、9月にリマスター版も出るようです。こちらも楽しみだなぁ(ˆωˆ )フフフ…


ということで……
みなさんも、是非、エミリー・ブラントのパンツルックを見てきてくださいね(=^▽^=)