しろくま

ジャングル・クルーズのしろくまのレビュー・感想・評価

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)
3.5
2022.05.10/104/図書館DVD
ディズニーランドの人気のアトラクション〝ジャングルクルーズ〟。船長によってガイドのネタが若干違うため盛り上がりに差があるのだけど、ドウェイン様が船長だと…。

テンション高めのバカ受けのツアーガイドをしてくれると思ったら、親父ギャグ連発で見事に滑り倒していて、乗客の女の子からは〝あの人黙らせて〟と言われる始末。アトラクションのようにジャングルの猛獣がたくさん出てくると思ったら、それも少なめで、ジャングルクルーズというタイトルの割に、クルーズをしないで、インディ・ジョーンズのような冒険をする話がメイン。

潜水艦の攻撃をかわしたり、激流にのまれたり、ハラハラドキドキの前半は面白く、ペットの猫ちゃんもかわいい。エミリー・ブラントは、〝クワイエット・プレイス〟では、おしゃべりができない世界の演技だったため、緊張感が半端なかったけど、本作では、走り出して考えるタイプの無鉄砲な女性を熱演。ドウェイン様との共闘もいい感じ。

海や川を舞台にした映画だったら、断然4DX3Dがお勧めで、〝パイレーツ・カリビアン〟では、船の揺れに合わせて座席が揺れて、水しぶきを受けながらの立体映像は、アトラクションそのもの。本作も4DX3Dで観ようと思っていたら、4DX2Dしかなく、クルーズシーンが少ないと聞いて、水しぶきが期待できないのだったらDVDで十分の判断は間違っていなかったみたい。
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