政治風刺コメディ映画だと認識して鑑賞。総理大臣が記憶を失ったことをきっかけに、政治や家族との関係を修復していくストーリーは痛快だが、果たしてこれは完全にフィクションなのか。
作中の奇天烈な夫人は明らかに昭恵夫人を模しているし、国会を休んでフィリピンパブに行ったことを謝罪する議員は、このコロナ渦に風俗店に行って除籍された議員とも酷似する…。もちろん映画のタイトルも、現実に発せられた言葉である。つまりこの映画で語られる美点は完全にフィクションだが、醜い点はとても現実に近い、という現実を痛感せざるを得なかった。。