予告編が斬新で気になったので観賞に至る。
即興劇とは知らず、後で知る。そもそも映画における即興劇ってどういうことなのかわからないが、カット割や編集を尽しての映画だと思うし、時間が取れなかった(もしくは元々が制約あり?)ことの言い訳のように聞こえてしまう。
成功してるところを挙げると、演劇部員覇気無さ過ぎ。だから部員少ないのは納得。そこでその発言?とか言い争いのグダグダで同じこと繰り返し言うのとか逆に高校生のリアルっぽさがあったり。
ただドキュメンタリーならまだしも物語を「見せる」上で長回しするなら、それはきちんとした脚本や役者の力量が必要でそういう意味合いでは全体的に力不足という印象は否めない。
展開も腑に落ちない箇所がいくつかありました。
即興でなく、練って作られたらもっといい作品になっていたはず。
個人的には西山小雨さんの歌と友人を取られ嫉妬する小野花梨の演技がよかった。