あーぁ

無限ファンデーションのあーぁのレビュー・感想・評価

無限ファンデーション(2018年製作の映画)
3.6
当たり前のことなんかないよ。


ぐはー!やられたー!
全編即興劇という台本も何もないリアルな会話劇から生み出される問題山積な演劇部のお話。

最初はギスギス系かなぁ
あんまし好きやないなぁ
思ってたけどやはり南沙良ちゃんが鼻水垂らしながら感情をさらけ出す所から俄然映画のギアが入って熱がこもっていくのがええよな!

無限ファンデーションとネットでググると4番目に『鼻水』が出るくらい美しき鼻水に、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』と共に南沙良ちゃんの鼻水は映画史にその名を刻む鼻水ですわな!

全編即興劇と言うこともありよくも悪くも会話のテンポが余りにもリアル過ぎてちょいどうした?どうした?となる場面も数あれど、これが一つの映画としてしっかり完成されているのが憎い。

そして南沙良ちゃんを始め、原菜乃華ちゃんや小野花梨ちゃんに日高七海ちゃんといったわし得感溢れるメンバー多くてそれだけで楽しいやつ!

あまり音楽を生かしたムーラボ感もそんなに無いやんな、と思ってたからまぢラストのウクレレ少女の歌には泣かされたね!


『世界の何処へだっていける。翼は無くても、きっと思った通りの未来へ。』
くぅ〜!少女たちの夢への一歩は今は小さいけどきっときっと無限の可能性を秘めた大きな一歩なんやで!

泣けたー!

とりま演劇部の顧問の先生はまぢでポンコツやと思いました。
あーぁ

あーぁ