このレビューはネタバレを含みます
ロケ地の一つがなんと母校(笑)ということで観なければと思ってようやく鑑賞。
あの時どうして別れちゃったんだろう、あの時こうだったらどんな「今」があったのか、そう思うことって誰にでもありますね。
裕里の、子供の頃からずっと変わらない、ピュアで姉想いで、まっすぐだけどどこか抜けてて可愛いらしいキャラクターに心惹かれつつ、いつも姉を思うあまりに一歩引いて自分を抑えている感じが、共感できるどころがあるなと思いました。
自分をモデルに小説を書いてくれるような人がいながら結ばれなかったことを未咲も鏡史郎も後悔しているでしょうが、きっと鏡史郎は、この苦味を胸に抱いて、二作目を書けたのではないでしょうか。