KnightsofOdessa

ゾンビランド:ダブルタップのKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

4.5
前作を死ぬほど観た人間にとって、キャラゲーと化した続編の中に10年のブランクの意味をあまり見いだせなくても、それが素晴らしいものであることには変わりなかった。ただ、"家族"を得た4人が"居場所"を探す物語なら、ブレスリンの成長にはちょいと目を瞑って(少しはイジりつつ)、前作の直後から話を始めても良かったと思う。しかも、ブレスリンの成長だけに10年の年月を詰め込んだ(ウィチタとコロンバスは10年も付き合ってんのか?)のには無理があった。それでも、新キャラとして登場するステレオタイプ全開な金髪おバカ姉ちゃんと非暴力ヒッピー野郎を盛大に茶化しつつ、ミスリードとしてセルフパロディが登場するのも、ビル・マーレイ枠をプレスリーに押し付けつつしっかり回収するのも、監督とオリジナルメンバーが映画を愛してるからなんだと思う。

最後の方はかなり性急なんだが…許す。個人的に全然変わらない男性陣より、なんか世界を知った感じのウィチタがツボ。パンフ写真のアイゼンバーグがアート・ガーファンクル化しているし、申し訳ないけどブレスリンの胸にどうしても目がいってしまう。