ひで姐

ゾンビランド:ダブルタップのひで姐のレビュー・感想・評価

4.7
冒頭、コロンバスさんが本作を見てくれてる我々に感謝のセリフを言ってくれるのだけど、まさにこれ!前作から10年、というかまさか続編が作られるとはまっっっったく思いもよらなかった。しかしその10年ぶりの続編登場に歓喜した者、本作をきっかけに10年前の前作を見てくれた者への感謝が全編にわたって散りばめられていて、前作への思い入れが強ければ強いほど本作を面白く見ることができる仕掛けになっている。ゾンビランドファンへの愛、ゾンビ映画への愛、そしてビル・マーレイ(前作で死んでしまったはずが何故か本作にも登場。どこで出るかはお楽しみ♪)への愛に満ち溢れている。前作同様メタリカで幕を開けた瞬間からテンションダダ上がり!

ストーリーも前作から10年後の話で、家族同様に過ごしてきた4人だが10年もいればいろいろと悩みや問題も出てくるというもので、そこが今回のお話のスタート地点。 テンポの良さはそのままで、ゾンビワールドをこれまた独自のルールによって生き延びてきた新キャラ達(どいつもこいつもクセが強すぎる)も交えて、クライマックスでは10年連れ添ったホーミー(←重要ワード!)だからこそ重みのあるシーンでホロリとさせられ…続編というよりは「前作からのアップデート版」という言葉がピッタリな内容。面白いとは思ってたけどここまでとは…!10年の間にすっかり「一流」となった役者やスタッフ陣だけど、その一流の人達が本気でB級をやるとこうなる!というのを見せつけられました。エマ・ストーンの存在感が◎。

1作目でやられた!と思ってたら2作目でまたまたやられた…見ている我々がダブルタップを食らった、というオチでよいですかね?

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