世界一楽観的なポスト目次(黙示)録映画『ゾンビランド』の続編。
保守度がマシマシで銃規制から脱却できないアメリカのオス=タラハシー(彼は子離れができない!)やら、ヒッピーに惚れる少女、ヒッピーのコミューンなど、この『ゾンビランド』の物語が逆さまの星条旗から始まった事を思い出す、余りにもベタベタな「アメリカ的」キャラクター設定に笑ってしまいます。
新キャラであるヴィーガニズムをファッションにする「女性」には、普通の映画ならステレオタイプすぎて引くところですが、他のキャラのテンションや、彼女に対するエマ・ストーンの才能溢れるリアクションで笑いに変換される良い映画のマジックです。
そして楽観的すぎるゾンビモノである本作も、前作また『デッドプール2』同様、脚本家レット・リース&ポール・ワーニックのコンビお決まりの擬似家族形成のお話に、何とも感動的に到着するのでした。
後、5作くらい作ってくれ!!