ガブXスカイウォーカー

ゾンビランド:ダブルタップのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

3.7
前作『ゾンビランド』(2009)の出演者が再集結、10年後の物語を描く。今回、タラハシー、コロンバス、ウィチタ、リトルロックの関係は一度崩壊するが、再び共に旅をすることで、互いに支え合うことの大切さをあらためて知り、絆を取り戻す。新キャラのマディソンも可愛いうえに軽いノリで、コロンバスとウィチタの恋愛関係に割り込んできて存在感抜群だ。
だが、相変わらず行き当たりばったり的に物語は進むので大きな感動なんてない(人によってはあるかもしれない)。でも決してつまらないわけではない。むしろ、ギャグは面白い。とくにコロンバスの作った「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」は73に増え、随所で活かされていておかしい。本作は前作を好きな方ならば間違いなく楽しめることだろう。前作同様、ゾンビ映画の佳作と評したい。

本作の吹替え版の有名人ワクは
リトルロック(アビゲイル・ブレスリン):秋山ゆずき
マディソン(ゾーイ・ドゥイッチ):安達祐実
二人ともうまい。