【よく、こんなに素晴らしい作品を作ってくれました！ありがとう！】
きっと、この作品が今年観た映画の中でナンバーワンになると思います。
言わずと知れた“若草物語”。
当時読んだ若草物語は、幼稚園の頃の絵本で止まっていました。だけど、映画をみていると、その絵本のページが鮮明に思い出されるほど…すごく心が熱くなりました。どうして、今まで忘れていたんだろう！という思いと共に、絵本で読んでもらったストーリーをこんなにも記憶しているのか！と、感動しました。
この映画は、そんな小さな頃から夢見みた若草物語の美しさや、女性の強さ、はかなさ、夢を叶えるということの難しさや、大切さを、思い出させてくれる作品です。
終始泣きっぱなし！
４人とも、本当に、優しい。それぞれ想い合っている。手に入らないものや嫉妬もあるけれど、最後の最後は、必ず家族のことを思う。彼女たちは決して裕福な暮らしはしていませんが、心はとても豊かです。彼女たちの周りには、たくさんお金を持っている方もいますが、それを羨んだり、することもありません。
こんなに大切なことを、教えてくれる作品に出会えて本当に良かったです。
この映画の監督グレタガーウィグは
「女性がアーティストとして生きること、そして経済力を持つこと。それをスクリーン上で探求することは今の自分を含む全女性にとって極めて身近にあるテーマだと感じています」とコメントしています。
そう、私もこの作品を、全ての女性に、そして女性の隣にいるパートナーにもみてもらいたいです。
