世代的にウィノナ・ライダーが大好きで(リアリティ・バイツとかど真ん中)、彼女版の若草物語は当時彼女狙いで鑑賞しました。しかし内容はうっすら覚えている程度ですが。。
ということで本作。既にフィルマは皆さんの素晴らしいレビューの宝庫で、いちいち共感のものばかりなので、今更私のようなものが書くことは正直ないところです。
現代に通づる普遍的なストーリーは言わずもがな、スタイリッシュかつ解りやすい映像表現と、人物造形を含めた世界観も品が良く、皆さんの高評価も納得な素晴らしい作品でした。
私が観ていて一番感じたことは、やっぱり旬の俳優のみが放つ輝き(オーラ)の凄さですかね。筆頭はなんと言っても主役のシアーシャ・ローナン。もともとタイプの女優ではなかったのですが、本作での彼女はホントに魅力的でした。 一発でファンになりました(笑)
同様にフローレンス・ピューやティモシー・シャラメなど、そこに存在しているだけで説得力が出るというか、邦画で言うと『海街diary』的な感覚ですかね。
お話、映像、役者とまさに三拍子揃った文句のつけようが無い一作だと思います。
今度、ウィノナ版も再鑑賞してみようかな。