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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のboaaaaatのレビュー・感想・評価

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よさ!四姉妹はもちろんだけどシャラメやローラダーンはおろかクリスクーパーまでかわいいのはどういうことだよ。
ピューとシアーシャの演技すごいし、ピューが帰ってきたときのやべー目つき忘れられん。
原作たぶん小学生の時に読んでてスリッパやスケートのことは覚えていたのに、エイミーとローリーの顛末はまったく記憶になくて、あの結末になった時手汗がめちゃくちゃ出た。シャラメよ…。
最初にジョーとローリーがダンスするシーンでグレタガーウィグが撮った若草物語だ!ってうれしくなったけど、全体的にはもはや巨匠感。
あとなんだか景色がいい映画だった。







2回目見たので追記。
最後の出版社とのやりとりと、ラストのベアとの急なハッピーエンド展開がなんとも言えない後味。
最後のシアーシャローナンはジョーではなくオルコットなのかな。すべてがしあわせに納まっていくワンカットと交互に差し込まれる製本シーン。うまく言えないけど腹にくるものがあった。

見終わって改めてオルコットの生涯を調べたけどなるほどって感じ。あと著作権のくだりなんだったんすか?オルコットは当時から著作権の重要性を理解していた作家だったのかな。

2回出てくるビーチの場面、どちらも最高なんだけど特に2回目がすごいなと思った。死をすでに受け入れようとしているベスをジョーが引き止める為の言葉をかけるけど砂が風でどんどん飛ばされていってて、あーこりゃもう戻れないぞと悲しい予感がありすぎた。

あとこの映画って現在と過去パートがわりと激しく入れ替わるけど、登場人物の髪型で整理されてて見やすくされてるなと思った。特にピューの前髪。ぱっつんは過去でアップは現在。そしてアップになっていることで現在の彼女の成熟性も表現されてるのかなと思う。作中でエイミーはすごいスピードで賢く成熟していってた気がする。

2回目見た時にけっこう小さい子も見にきてて、自分はまさに「自由な中年女」側なのでわりとグレタ版の若草物語に共感して見てたけど、子どもたちはどういう風に感じたのかなーとも思った。一個前に座ってたキッズは明らかに飽きてうろうろしていた。それはそれでかわいかったからよし!
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