【力強く生きる女性たち】72点
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監督:グレタ・ガーウィグ
製作国:アメリカ
ジャンル:ドラマ
収録時間:135分
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2020年劇場鑑賞21本目。
昨日鑑賞してきました。軒並みスコアが高い今作でして、評論家からの評価もかなり高いようです。個人的には普通だったのですが、力強く生きていく様、固定概念にとらわれずにまっすぐ進んでいく主人公が印象的でした。今作はなんども映画化されている作品であり、原作はルイーザが1868年に発表した『若草物語』。南北戦争を生きる自分自身を主人公に見立てた自伝的小説。「自分の人生こそ最高のストーリーである」とは的を得ている言葉だなとも思ったり。
作家志望のジョーはとある出版社に自分で書いた小説を持ち込む。時は南北戦争期に戻り、四人の姉妹がとある家に住んでいる話から始まるが。。
時系列が割とバラバラなので、初見の人はやや戸惑うでしょう。当時の時代観も読み取れ、特に女性は結婚してナンボという感じだったのですね。今でもそういうイメージが残っているのが残念ですが、結婚＝幸せではないということをジョーは強く思っていきます。
この四人の姉妹がその後どうなっていくのかをじっくり書いていて、やや退屈になる部分もあります。個人的には過去篇よりジョーが出版社に取引をしてるシーンなどが印象に残りましたね。小説家というものは、売れなければ死活問題。採用されて満面の笑みを浮かべて走るジョーの姿が良かったですね。
世間的にはかなり評価が高いので、僕のように低めの点数をつけてる人の方が珍しそうです。オススメの映画と言えるのでは？
