2020年 39本目
若草物語を映画化する上で、1番映画らしく構成された脚本だと思う。若草物語読んだことないけど。想像より派手に時系列がいじられてて、四姉妹の過去と現在が行ったり来たり。しかもそれが巧みな伏線貼りになってたり、敢えて明かす暗い過去だったり、かなり感動指数上げてきた。
シアーシャ・ローナンとティモシー・シャラメの、あの時代の人物としての演技力をまじまじ見せつけられたことは想定内だったけど、これがまた、フローレンス・ピューがすごい。すっごい繊細で難しい役どころなのに、四女としての無邪気さと恋に悩む女性としての演じ分け。『ミッドサマー』で見せたのとは違う、本当に上手な役者さん。そして衣装かわいい。アカデミー賞納得。
