アカデミー賞前からずっと見れなくて、やっと見れた作品。
劇場で直後よりも、日が経つごとに素晴らしい作品だったなー、と。
やはり、グレタ・ガーウィグ同一人物みたいなシアーシャ・ロナンが最高で、年齢の重なりと心の移り変わりを見事に演じ切っており、最高です。今でもあんなシーンあった、こんなシーンあったと思い返される。
それと、この家族、お父さんはジェームスマッギルだし、お母さんはアカデミー賞助演女優賞だし、長女はエマ・ワトソン、三女はフローレンス・ピューってこの凸凹感が最高の家族。金持ちの隣人、シャラメだし。
特に母親役のローラ・ダーンが良くて本当に優しくて子供の気持ちに寄り添うお母さんをうまく表現されていました。
たぶん。ローラ・ダーンのオスカーは、マリッジストーリーの嫌な弁護士役だけではなく、今作の賢母役の合わせ技一本だと思う。他を寄せ付けない。
フローレンス・ピューも本当にいい、表情が豊かなところが社交性のカタマリをよく演じてました。
エマ・ワトソンの全てを黙らせる美しさの説得力は、追随をゆるさないし。
これは、隣人シャラメじゃないと務まらないはずだわ。
また観るし、ぜひ劇場鑑賞をお勧めします。アフターコロナに、それでも明日に希望がもてる最高の作品！！
