このレビューはネタバレを含みます
2020/6/18
福井コロナシネマワールド
シネマ4
ふと……過去に見た作品、レビュー書かずにいたものがたくさんで今更ながら全部書きたいけどそこまで詳細に覚えてるだろうか…となっています。でも書きたいからぼちぼちやっていこうかな…
みなさんのレビューを見ていると書きたくて仕方がない….。
若草物語の知識はなく見に行きました。知識はとくになくても良いとは思いますが、4人の名前と性格は知っていたほうが映画の内容が入ってきやすいかもしれない。
いろんな方書いてるかと思いますが、私はジョーの考え方がとても素敵だと思った。やりたいことをやっているだけではだめなの？なぜ結婚、にこだわるのか、
結婚だけがすべてじゃないのに、たまらなく寂しくて仕方ないの。
ジョーのこの言葉が刺さりまくって後半ずっと泣いてました………。
結婚は…したい、と思わないんだけれど、ちょっと寂しいな…とふと思うことがある人はとくに刺さるんじゃないかな…
同じく長女のメグは、愛しているけど、貧乏はつらい、四女のエミリーは、お金持ちになるなら愛はいらないと思ってたけどやっぱり愛もほしいと、愛だけでは解決しないことも描かれています。
ジョーの好きなことをやっていきたい、それは仕事においても、自分の満足の行く生き方をしていきたいという姿に心打たれたのは事実。
ローリーと親友でいたくて、愛を受け入れずに逃げちゃったら、寂しくて会いたくなって、いままたプロポーズされたら受け入れると思うと話すジョーに、それは愛じゃないわよ、と諭してくれるお母さん。
結局のところ、四女のエイミーとローリーが結婚しちゃうのでその流れでまたぼろぼろ泣いてしまって…。
何事も大切なことや、ものはなくしてから気づくんだよね…1番近くにいる時には気づかない…。多かれ少なかれ、ジョーはローリーに対していろんな形はあれど愛はあったと思うんだよなあ…
そんな感じでエイミーに対してなんとも言えない感情になり、見ていましたが、今作でフローレンス・ピューの演技に引き込まれてしまい、今ならミッドサマー見れるんじゃないかと思いはじめましたが、どうでしょうか…(たぶん無理)
花冠かぶってるシーンで、ミッドサマーがチラついたのは私だけじゃないはず…。
娘時代のおてんばエイミーから、おしとやかエイミーまで、本当にすごくて思わず息をのみましたよ…。
私は個人的に、エイミーのすきなシーンは、スケートをしにいったジョーを追いかけて湖に落ちてもがくところ、名演技でしょ…そのあとからのすさまじい変わりように、ピューちゃんの虜になってしまいましたよ。
四姉妹なのでやっぱり喧嘩したりもするけれど、そんな時、三女のベスの存在が大きかったなあ。3人でベスをまもっている感じがして。姉妹の絆って強いな、と思った。
あとジョーが男の子でローリーが女の子っぽい名前なのに本作は性別が逆なところも、この作品のすきなところです。
また、衣装デザイン賞を取っていることもあり、ドレスをはじめとする素晴らしい衣装も見ていてとっても楽しいです。私はエイミーが髪の毛編み込みアップで、着ていたドレスが本当に本当にすきです。
