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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のmaruchanのレビュー・感想・評価

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はじめはなんというか、ディズニーの実写版的な浮遊感を感じて、たのしめるかやや不安になったけど、心配無用でした。

原作は『若草物語』。
読んだことがないのか、読んだ記憶がないのか。名作に触れる機会が少なかったのは、もったいなかったと大人になってからつくづく感じる。(今からでも読めるので、読もう)

調べたところ、『続 若草物語』『第三若草物語』『第四若草物語』と続編が3冊続いてる。
内容を読むと、今作も評判がよいみたいだし続編もあるのかな。

時代は南北戦争中の19世期後半。
最愛の父は出世し、家に残る母と4姉妹。
裕福ではないけれど、大変仲良しで明るく心が豊かな一家。

誰に対しても愛を持って接する母を筆頭に、四人の娘たちも個性的でキャラクターが立っている。

女性の将来は結婚して養ってもらう他ない、という色が濃い時代の中で、ひとりの人として尊重されることに強い意志を持ち、小さな頃から作家を目指す次女、つまりは原作の著者を中心に描かれている。

けれど、長女、三女、四女もバランスよく触れられているので、感情移入できる要素が多いのがよいのかな。

エイミーが三女だと思っていたけど、四女だった。

本の装丁のシーンは高まった。
エンドロールのクレジット表記が好きだった。



📝
お母さん、やはり『マリッジ・ストーリー』の弁護士?幅広い。
引っ込み思案でつつましい三女がかわいかった。あの幼少期と重ねて描写されるシーンメモ。
原作を読みますように。←
これまでにも映画化されてるから機会があったら観てみたい。
自分の場合、観る環境にスコアは左右されるからつけるのをやめたのだけど、映画館でなかなかよい環境で観たけど、3.6くるいかなって感じ。なので、高スコアにすこし驚いている。
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