朝から映画が始まる直前までこれ程までにワクワクした作品は久しぶりで、自分の期待してるそれを何十倍も超えてきてとりあえず最高だった。
まず、おぉ!このシーンから始まるのか!!!
終盤ジョーがその物語を書き上げている時、綴られていないページを床に広げるシーンの様に、
何十年も語り継がれてきたLittle Womenを一旦バラバラにし、新たな形で作り上げられた様な構成は圧巻。
監督グレタ・ガーウィグは天才。
小説は名作で何度も映画化され誰もが知ってるストーリーをこれ程までに新しいモノに出来るのかと驚いた。
この勢揃いのキャスト陣で若草物語を観れるっていうのがまた何とも、画面がずっと幸せ。4姉妹はもちろんの事ね、お母さんにローラダーン、叔母様にメリル・ストリープってずるいよね。
最後の出版社とのやり取りはやられた。
映画終了画面暗転後、余韻の波が襲いかかってきてエンドロールの時に鳥肌、
何回でも観たい映画ってまさにこれ。
まあとにかく完璧だった。
2020.228