ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語のMinaのネタバレレビュー・内容・結末

1994年の『若草物語』が大好きで、また映画化と聞いて興奮して、キャストまで知ったときは絶対いいじゃん！と期待値が跳ね上がってた。本当なら3月に観る予定がもう7月、久々の映画館。そんなことも相まって、期待以上の映画体験でした。

「女性にとっての幸せが結婚だけなんて絶対に思わない、けどどうしてかすごく寂しいの」と赤裸々過ぎて、結局のところ真理過ぎて、抱き締めてやりたくなるジョーのシーンは繰り返し観たいお気に入り。

「売れる作品にするために主人公をハッピーエンドにするんだから著作権は譲れないわ」というセリフはどう解釈すればいいか、ちょっぴり悩んだ。でもラストの脚色はとても良かったし、ひねくれた考え方は野暮な気がしたので自分で深く考えるのは辞めます。

どうでもいいけど本作の監督のグレタと『マリッジ・ストーリー』のノア・バームバック監督がパートナーでアカデミー授賞式に二人で出席して隣に座ってたのすごく素敵だったなあ、、と思い出した。