現実的な夢みたいな映画。自分が三姉妹なので余計に響いた。若草物語、読んでみなきゃな。
映画の中で過去に話が戻る度、自分が姉と海で溺れてかけたこととか、3人で雪の日の夜に外に出て散歩したこととか取り留めもなく思い出して泣いた。
少女時代が終わっちゃうって言葉がすごくしっくり落ちてきた。今まさに自分が終わりを迎えようとしていてどうしようもなく寂しい、あの頃が愛しいって気持ちを代弁してもらった感じ。この頃の訳もなく寂しくなる気持ちも、後悔の正体はこれだったんだな。
みんな違う人生を歩んでるけど、結局あの頃姉妹で生きたことがわたしの核であり、最後には全てあの頃に戻るんだろうと映画を見て思った。
結婚が幸せの全てと思いたくないけど、結婚してハッピーエンドになった最後は皮肉で女性の強かさが強く伝わってきた。
女性で良かったと思わせてくれる映画。
見て良かった。