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ディリリとパリの時間旅行のyukorinのレビュー・感想・評価

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)
4.5
「人間動物園」という
ショッキングなはじまり。

そこで偏見について意見するときの
上品で高貴な振る舞いの彼女に
ハッとさせられる。

私も彼女をほんの少し
偏った目で見ていたのかもしれないと
ハッとさせられた。

サルと言われ、
「大丈夫慣れてる。あなたもブタみたい」
と言うけれども、

なんだろう

言われたから言ってやった
というより
素直に思ったことを言いました

という感じが、とてもナチュラルで
とても感じのいい振る舞いだった。

やっぱりそれは
キチンと礼儀作法がある彼女ならでは、
と思った。

人をうやまい
文化、芸術、技術を理解して
、、、、ということは

いろんな物を受け入れる器があり
いろんな人がいることを知っていて

だからこそ

未来をつくる子どもたちを
取り戻さねばと
いろんな人を巻き込んで
味方にしていく姿が

勇敢で上品で可憐なディリリ。

思いっきり泣く様子で
そうそう子どもなのよねと思った。

「四つ足で歩かなくていい!
二本足で歩くのよ!」は、
今までの決まりから
勇気を出して自分の足で歩こう!
自立しよう!という
多くの人々へのメッセージかな。

芸術家や画家、著名人、
歴史的建造物の室内など
そしてオペラの歌声

美しく、見るも聴くも
新鮮なアニメーションの動きに
魅せられました。

ステキな映画!!!!!
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