ほ

ディリリとパリの時間旅行のほのレビュー・感想・評価

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)
3.5
色彩と音楽がとにかく素敵。洋服や空、植物の色が宝石のように鮮やかで、どのシーンも美しい!
実写背景の上に2D風のCGキャラクター。最初はかなり平面的な印象を得たけど、三輪車で階段を下りる(というより飛び跳ねる)シーンなど動きのある楽しいシーンもあった。
ひと昔前の映像みたいにいきなり人の顔ズームするのは面白かった

女性蔑視や人種差別に斬り込んだストーリーではあったけど、良かったと思うのはやっぱり映像と設定かな。ロートレックやモネ、たくさんの芸術家が現役の時代…彼らに出会いながら事件を解決していくなんて、夢があるなあ。
"Je suis heureuse de vous rencontrer." (あなたとお会いできて嬉しいです)
パリに行きたくなる、できればベル・エポック時代のパリへ。

ラストはもう少し男性支配団がんばってくれてもいいんじゃないのか。そこがこの話の肝じゃないのはわかるけど…
あとクレジットでその後の展開説明するのってアリなのか…?と思ったけど歌「太陽と雨」が良かった
ほ