渋い…渋すぎる！
クルーゾー君のことが好きだったのに、格好いいフリードキン君が現れてどうしよう…という感じ。
昔観たクルーゾー版は洒落た演出があったり、互いの人間関係が描かれていたり。難所ももっとあったような…？長いけれど好きな映画の一本なので、思い出してまた観たくなりました。
こちらはクール！台詞もぐっと抑えていて、無言のシーンにこそ良さがある。
そしていかにも70年代という感じの音楽。シンセやオルガンが不吉な音色…
ヘッドライトをつけたトラックが暗闇に浮かびあがるシーンが最高にしびれました。あの魔物のような重厚感！
ジャングルに油田に吊り橋…。死は背中にぴたりと張りついている。
あまりに容赦ない過酷な撮影こそ狂気の沙汰。絶対映画館で観るべき迫力。
