【2018年86作目】
41年前の作品のリマスター版。
『フレンチコネクション』や『エクソシスト』でお馴染みのフリードマン監督作品。
当時、興行的に大失敗に終わった本作。
日本では30分もカットされたものを上映。
その後フルバージョンの上映もなく、忘れ去られたような作品という扱い。
今回やっと完全版が日本で観れるとの事で、劇場に駆けつけた。
序盤の4人の男が集まってくる所の、人物の紹介シークエンスは正直に言うと眠くなった。
台詞も少なく、人物の背景が読みにくい。
だが後半は、CGもない時代に…いやだからこそなのか、リアルに爆発とかさせてるので迫力がありました。
ポスターにもなっている、吊り橋を渡るシーンは凄かった!
ここを観る為だけに、劇場に来て良かったとも思わせる。
ストーリー的には単純だし、古さも感じるが、こういう作品をぜひCGに慣れた世代の方々に観て頂きたいと思った。
全般的にフリードキン監督の、並々ならぬ「熱意」を随所に感じ取れる作品となっていたのが、とても良かった点だと思う。