1953年のフランス映画が、ウィリアム・フリードキン監督によりリメイクされた作品。
曰く付きの4人の男達、そして命を懸けた報酬という名の恐怖。
ニトログリセリンを運ぶだけの簡単なお仕事です、そんな…
シネマート新宿の国内最終上映という事で駆け付ける。久しぶりに見直してもやはり傑作。極めてフリードキン的な向こう側にイッちゃう人の話。豪雨の中吊り橋を渡るシーンの異常な緊張感には改めて息を呑むし、フリ…
>>続きを読むとことん救いが無い。が、「やるだけやったら後は知らん」というある種の爽快感も覚えた。どれだけ命懸けで頑張っても不意に転んで一瞬でオシマイになる、それが命であり人生っすね。何の甲斐もない。
でもきっと…
それぞれ事情を抱えた男達が金の為にちょっとの刺激で爆発しちゃうニトロが漏れたダイナマイトみたいなのを慎重に運ぶお話。
導入部だけで1時間…!いつ報酬貰えるんだ…とか思ってたら、1時間でやっと運ぶぞ…
この映画は派手なアクションや音響に頼らない。じわじわと迫る恐怖、いつ爆発してもおかしくない状況、むき出しの自然、むき出しの人間。演出はあくまで冷徹で、情緒を排し、極限状態に置かれた人間たちの心理にの…
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