聖

映画 賭ケグルイの聖のレビュー・感想・評価

映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)
2.0
「2時間みるにはキツい」
見終わった後真っ先に思ったのがコレだった。

ストーリー云々よりも、役者のエクストリームな演技をネタ的に楽しむのが醍醐味であろう「賭けグルイ」と認識していたものの、30分番組、正味20分ちょいの尺の中で小気味よく見せるドラマ版と違い、たっぷりと尺を使って演技を見せつけることが、かえってマイナスに働くという悲しい状態であった。

「がんばってます、私、狂った芝居してます!!」というのが伝わってきてしまい、現実に引き戻されてしまうことしばしば。ここはドラマの時は勢いで押し切れていた部分だ。

ただ、浜辺美波や森川葵、高杉真宙らドラマ版のメインキャストは概ね期待を裏切らなかった。特に浜辺美波の静と動の切り替えはキレがあり、ゾクゾクさせられた。

矢本悠馬は好きな俳優さんなのだが、今作では「映画版ドラえもんにおけるジャイアン」という美味しいポジションだったにもかかわらず、過剰なアドリブにより悪目立ちし、個人的に最も苦手とする「ダメな時の佐藤二朗」と化していたのが残念に思う。GOを出した監督と自分の感性が合わないってことなんだと理解はしているのだけど。

その他、ドラマ版では顔見せ程度で、映画版で活躍するキャラクターは軒並み見ていて辛かった…。

また、劇場版で生徒会長を演じる池田エライザの活躍する姿が見られると期待していただけに、肩透かしを食った印象。

今後もドラマは観ようと思います。